Gemini 3.6 Flash、3.5 Flash-Lite、および3.5 Flash Cyberが発表されたお話

Gemini 3.6 Flash、3.5 Flash-Lite、および3.5 Flash Cyber​​をご紹介します。

https://blog.google/innovation-and-ai/models-and-research/gemini-models/gemini-3-6-flash-3-5-flash-lite-3-5-flash-cyber

早くも3.6!

  • 3.6 Flash:コーディング、知識作業、マルチモーダル処理において優れたパフォーマンスを発揮する、当社の主力モデルです。Artificial Analysis Indexによると、3.5 Flashと比較して出力トークンの使用量を17%削減し、 DatacurveのDeepSWEなどのベンチマークでは最大65%の削減を実現しています。しかも、出力トークンあたりのコストは低く抑えられています。
  • 3.5 Flash-Lite:当社で最も高速かつコスト効率に優れた3.5クラスモデルで、人工知能分析指標によると毎秒350個の出力トークンを提供し、エージェントワークフローにおいても以前のFlash-Lite世代を大幅に上回る性能を発揮します。
  • 3.5 CodeMenderにおけるFlash Cyber​​:サイバーセキュリティアプリケーションの成功には、モデルとエージェントインフラストラクチャの綿密な連携が不可欠です。今回、最先端の競争力のあるパフォーマンスを実現する、新しい高効率でサイバーセキュリティに特化したモデルと、CodeMenderコードセキュリティエージェントを組み合わせたソリューションを導入します。

 ※公式ブログより

3.5PROがいまだ出てこない中で、3.6FLASHと3.5FLASH-LITEがリリースされました。そしてサイバーセキュリティ対応モデルもGoogleとして初(になるのかな?)リリースしたというニュースです。なお、3.5 CodeMenderにおけるFlash Cyber​​は他社同様に提供先を絞っての慎重なリリースとなるようです。

3.6Flash

3.5Flashが思ったよりもコストがかかってしまう!であったり、思ったより性能でてなくない?という話が合った中で、すぐに3.6Flashがリリースされたということは、Proモデルも3.6としてリリースされるのかもしれませんね(3.5Proはスキップというのが濃厚そうです)。

自社環境にも3.6Flashが来ていたので、いつもの作業をざっと試してみましたが、3.5Flashから劇的に変わった!という体感はいまのところないですが、出力トークン使用量が抑えられているということなので、今回はトークン利用の効率化がメインかな?とも感じつつ、もちろんロジックにも手が入っているはずなので、この辺りは使いながら確認していくところですね。ベンチマーク上は悪くないようです。

3.5 CodeMenderにおけるFlash Cyber​​

いわゆるサイバーセキュリティ観点での脆弱性の発見と対策の即時実施のためのAIモデルです。自分で攻撃して、穴を見つけて、ふさぐプログラムを作るというある意味で王道なロジックで作られているようです。とはいえ、他社同様、悪用への懸念から一部顧客のみへの提供がから開始するようです。Googleの最近のAI技術の高さから考えるにかなり有用なソリューションになるのでは?と期待するところです。

まとめ

現時点でいえるのは3.5で想定よりもコストがかかってしまっていたところを早急に是正したモデルが3.6とみるのがよさそうです。ですので、Proも3.6ででてくるだろうと予想していますが、Proがメイン愛用モデルなので早くリリースされることを心待ちにするばかりです。Flashモデルも悪くないんですが、使い方的にProじゃないとなぁという場面が複数あって、結局3.1Proを使っている現状もあったりします。

そして、ついにサイバーセキュリティ対策AIもGoogleから登場。これが一般レベルにまできてくれると、バイブコーディングによるアプリが一段と安全に提供できるようになるなぁと妄想するところです。